イベルメクトール 12mgx48錠 (ivermectol, ivermectin tablets)

説明

イベルメクトールの新型コロナウイルスへの適応は

イベルメクトールの有効成分イベルメクチンが持つ、ウイルスの増殖を抑制する作用が注目されています。世界各国で新型コロナ患者への投与が行われ、アメリカの救急救命医学領域の医師団体FLCCCやイギリスの医師や研究者の団体BIRDも、イベルメクチンの新型コロナへの有効性を発表しています。

イベルメクチンはWHO（世界保健機関）の必須医薬品リストに含まれる薬です。ただし新型コロナの治療薬として使用することは、まだ有効性と安全性が認められておらず、WHOは臨床試験以外では推奨されないと発表しています。

日本の厚生労働省の「新型コロナウイルス感染症診療の手引き」には、イベルメクチンが軽症から中等症の患者を対象として開発中の薬剤として掲載されており、臨床試験が実施されています。

イベルメクトールの服用方法

1回用量は、体重1kgあたり約200μg。

2週間間隔で2回服用。

空腹時に水のみで飲みます。

体重：投与量

15−24kg：3mg錠1錠

25−35kg：3mg錠2錠

36−50kg：3mg錠3錠

51−65kg：3mg錠4錠

66−79kg：3mg錠5錠

体重90kgの場合（体重1kgあたり約200μg）

90×200=18000μg(18mg)→1回に3mg錠を6錠投与

6mg、12mg錠を服用の際は、ピルカッターなどでカットして服用されることをおすすめします。

イベルメクトールの副作用

有効成分イベルメクチンは安全性の高さが評価されており、副作用は軽度でまれです。

臨床試験の副作用としては、めまい、そう痒、下痢、悪心、嘔吐などが確認されています。

重大な副作用：中毒性表皮壊死融解症、皮膚粘膜眼症候群、肝機能障害、黄疸、血小板減少、意識障害

イベルメクトール使用上の注意

高齢者、体重15kg未満の小児、妊娠中、授乳中の投与に関する安全性は確立していません。

含まれる成分に対し過敏症の既往歴のある場合は注意してください。

医師の指示に従い服用してください。

イベルメクトールの保管方法

湿気、日光、高温を避けて、室内で保管してください。